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2021.08.15(日)

| NEWS |

NEW

   日本音楽財団よりストラディバリウス 1735 [Samezeuilh]を貸与頂きました。


この度、日本音楽財団の楽器貸与審査に通過し、8月10日から9月30日までの期間、ストラディヴァリウス 1735年製『Samazeuilh』をお借りできること運びになりました。

目的としましては、9月に自身のソロアルバムの録音予定があり、そこで使用する予定です。

今週は、リハーサルなどを通して楽器にじっくり向かい合う時間をとり、楽器へのアプローチを深めています。演奏家にとってはとてもエキサイティングな時間と言えます(^^)/

この『Samezeuilh』は、名手ミッシャ・エルマン氏が弾いていたとのことで、私の印象としては彼のパフォーマンスの特徴でもある温かい上品な音色と奥ゆかしさを楽器から感じ取ることができます。

私は、ロンドン留学時代、アシュモリアン美術館のストラディバリウス展示会に訪れる機会があったのですが、アントニオ・ストラディバリウスは、後半、使用木材を変えていた、との記載を目にしたのを覚えています。

それゆえ、前半から中期は絢爛で輝かしい明るい音の楽器が多く、途中1730年あたりからは、より深みのある広がりと音色を持った楽器(デリジェスの影響?)が多いのではないかと理解しています。おもしろいですよね。

このSamazeuilhも晩年に近い楽器というのもあり、すごく音色があり弾いていると声のようになってくるので非常に興味深いです。

レコーディングで皆様にお届けできる作品をこの素晴らしい名器と臨めることに大変ワクワクしております。 ご期待ください(^^)/


詳しくはこちら

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2021.08.15(日):NEWS

日本音楽財団よりストラディバリウス 1735 [Samezeuilh]を貸与頂きました。


この度、日本音楽財団の楽器貸与審査に通過し、8月10日から9月30日までの期間、ストラディヴァリウス 1735年製『Samazeuilh』をお借りできること運びになりました。

目的としましては、9月に自身のソロアルバムの録音予定があり、そこで使用する予定です。

今週は、リハーサルなどを通して楽器にじっくり向かい合う時間をとり、楽器へのアプローチを深めています。演奏家にとってはとてもエキサイティングな時間と言えます(^^)/

この『Samezeuilh』は、名手ミッシャ・エルマン氏が弾いていたとのことで、私の印象としては彼のパフォーマンスの特徴でもある温かい上品な音色と奥ゆかしさを楽器から感じ取ることができます。

私は、ロンドン留学時代、アシュモリアン美術館のストラディバリウス展示会に訪れる機会があったのですが、アントニオ・ストラディバリウスは、後半、使用木材を変えていた、との記載を目にしたのを覚えています。

それゆえ、前半から中期は絢爛で輝かしい明るい音の楽器が多く、途中1730年あたりからは、より深みのある広がりと音色を持った楽器(デリジェスの影響?)が多いのではないかと理解しています。おもしろいですよね。

このSamazeuilhも晩年に近い楽器というのもあり、すごく音色があり弾いていると声のようになってくるので非常に興味深いです。

レコーディングで皆様にお届けできる作品をこの素晴らしい名器と臨めることに大変ワクワクしております。 ご期待ください(^^)/


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