NEWS/SCHEDULE 



2023.05.30(火)

| BLOG |

NEW

   モーツァルトデュオシリーズ 御礼


先日はメトジカ音楽ルームにて開催されましたモーツァルトデュオシリーズVol.1にお越し頂きまして誠にありがとうございました。

この場所でコンサートを開くきっかけになりましたのは、音楽評論家 故人・高塚昌彦さんとのご縁がきっかけで、ご逝去後その昌彦さんの意志を継いでお姉様がその仕事場を改装され今後音楽家の応援に役立てたいとの思いでサロンをオープンされたことにより、実現いたしました。ピアノはスタインウェイ含め4台、愛用された蓄音機なども展示物として残されています。

プログラムはモーツアルトの20代の作品(22歳〜28歳)を若い順にトークも交え演奏させていただきましたが、ピアニストの居福健太郎さんと共にリハーサルから常にオリジナルの楽譜に忠実な解釈を目指して取り組みました。

決して長くはないモーツアルトの人生として20代のこの時期はまさに波瀾万丈であり、故郷を離れ職探しの旅に出ていたモーツアルトは父息子間の叱咤激励の手紙をやりとりしながらも彼の人生にはさまざまなイベント、恋愛や失恋、最愛の母を亡くすという悲劇、大司教との衝突、コンスタンツェとの結婚があり、それは少なからずもメロディーとして作品にちらちらと垣間見えるような気がします。

幼い頃ウィーン、ザルツブルグを数回訪れた私には、モーツアルトの作品が私の音楽という芸術への初めの原動力であったと言っても過言ではありません。魔笛やドンジョバンニを野外劇場やザルツブルグ祝祭劇場で見たあの音楽に対する感動は今でも幼い私の心に残った衝撃と感動のまま色褪せることなく永遠にむしろ潜在的な感覚として薄れることはないと思います。今回に限らずまたモーツアルトの作品の取り組めたら良いなと思っています。

モーツアルトのCDが欲しい、という嬉しいお言葉も頂けて、いつかレコーディングが叶えばやってみたいものです。

この度は、ご来場本当にありがとうございました。

今年で7年目のお付き合いとなりますご共演の居福健太郎さんの素晴らしい演奏にも感謝します。

本番の映像は、後日にYOUTUBEチャンネルにて改めてアップしたく思います。

ではまた皆様にお会いできる日を楽しみに。 

アウフビーダーゼン。(独 さようなら、また会う日まで)


NEW

2023.05.30(火):BLOG

モーツァルトデュオシリーズ 御礼


先日はメトジカ音楽ルームにて開催されましたモーツァルトデュオシリーズVol.1にお越し頂きまして誠にありがとうございました。

この場所でコンサートを開くきっかけになりましたのは、音楽評論家 故人・高塚昌彦さんとのご縁がきっかけで、ご逝去後その昌彦さんの意志を継いでお姉様がその仕事場を改装され今後音楽家の応援に役立てたいとの思いでサロンをオープンされたことにより、実現いたしました。ピアノはスタインウェイ含め4台、愛用された蓄音機なども展示物として残されています。

プログラムはモーツアルトの20代の作品(22歳〜28歳)を若い順にトークも交え演奏させていただきましたが、ピアニストの居福健太郎さんと共にリハーサルから常にオリジナルの楽譜に忠実な解釈を目指して取り組みました。

決して長くはないモーツアルトの人生として20代のこの時期はまさに波瀾万丈であり、故郷を離れ職探しの旅に出ていたモーツアルトは父息子間の叱咤激励の手紙をやりとりしながらも彼の人生にはさまざまなイベント、恋愛や失恋、最愛の母を亡くすという悲劇、大司教との衝突、コンスタンツェとの結婚があり、それは少なからずもメロディーとして作品にちらちらと垣間見えるような気がします。

幼い頃ウィーン、ザルツブルグを数回訪れた私には、モーツアルトの作品が私の音楽という芸術への初めの原動力であったと言っても過言ではありません。魔笛やドンジョバンニを野外劇場やザルツブルグ祝祭劇場で見たあの音楽に対する感動は今でも幼い私の心に残った衝撃と感動のまま色褪せることなく永遠にむしろ潜在的な感覚として薄れることはないと思います。今回に限らずまたモーツアルトの作品の取り組めたら良いなと思っています。

モーツアルトのCDが欲しい、という嬉しいお言葉も頂けて、いつかレコーディングが叶えばやってみたいものです。

この度は、ご来場本当にありがとうございました。

今年で7年目のお付き合いとなりますご共演の居福健太郎さんの素晴らしい演奏にも感謝します。

本番の映像は、後日にYOUTUBEチャンネルにて改めてアップしたく思います。

ではまた皆様にお会いできる日を楽しみに。 

アウフビーダーゼン。(独 さようなら、また会う日まで)

  



PAGE TOP

Page Top